カローラフィールダーが、今年10月末をもって生産中止へ。
なんとも、ショッキングなニュースが飛び込んできましたね。
トヨタ自動車は、セダンの「カローラ アクシオ」とステーションワゴンの「カローラ フィールダー」、
及び、カローラ アクシオを使う教習車の生産を今年10月末で終えると発表しました。

カローラ アクシオとカローラ フィールダーは、2012年に発売された日本向けの「カローラ」で、国内では
現行カローラの前モデルスタイルとなります。

現行のカローラは、2018年に、まず「カローラ スポーツ」が発売され、翌2019年に4ドアセダンの
カローラと、ステーションワゴンの「カローラ ツーリング」がモデルチェンジにより発売となりました。

それに際し、国内においても新型カローラ全車種が3ナンバー車となったのですが、
前型を併売する形で5ナンバー車のカローラ アクシオ/フィールダーがラインナップに残った形です。
1500cc/1800ccクラスの5ナンバー車がまた一つ無くなっていくと思うと、なんか寂しい感じがします。
やはり、ここ近年はホント「3ナンバー化」が進んでいます。
少しボディーの幅が広いだけで5ナンバーから3ナンバーになってしまいます。
メーカーは、わずかに車幅が広くなることで3ナンバー車となることをあまり気にかけないです。

例えば自動車税は、車体の大小に関わらず、エンジン排気量で納税額が決まるため、それならば室内が広く、
見栄えもよくなる3ナンバーのほうが消費者のためになると考えます。
でも、実際に日々乗る機会が多い小型車の場合、車庫の出し入れや出先での駐車枠、または新築のビルでも
地下駐車場への通路の狭さなど、大柄なクルマでは運転に気を遣う場面が多々ありますよね。
一時期は、街中に溢れていた感じもするフィールダーとアクシオ、特にフィールダーは「カローラワゴン」や
「カルディナ」の後継車として位置付けされていました。
「社用車」や「お仕事用」での使われ方も、今も多く見受けらます。

時代の流れなのでしょうか、メーカーも「3ナンバー推し」という方針なら仕方がありませんが、
取り回しいい手頃なサイズの”5ナンバーサイズのセダンやステーションワゴン”を
近い将来見てみたい感じもしますね。
それでは、また次回です。