寒波がやってくる! ”朝イチ”の暖機運転はした方がいいの?
みなさん、こんにちは。
朝、自宅を出て駐車場に止めている車に乗り込んで、出かけられる方も多いかと思います。
フロントガラスと車体ボディーは、キンキンに凍りつき運転席ドアを開けるのも普段より重たく
感じてしまいます。
出来る事なら、車に乗り込む前に15分くらいは、ヒーターをONにしてエンジンをを掛ける事が
出来ればスムーズに発進できますよね。
ただ・・・・・ エンジンを掛けると、ご近所に騒音で迷惑になったり、自宅から車を停めている
駐車場まで距離があると、そもそも無理ですよね。

でも、せめてエンジンが温まった状態で車を発進させたい・・・・
そこで、こんな疑問を感じた方もいらっしゃいませんか?
「エンジンが冷えたままアクセルを踏み込んでも大丈夫なのか?」
冬になると必ず話題に上がるのが「暖機運転は必要なのか?」という疑問です。
昔は「エンジンをかけたら5分以上暖気するのが当たり前」と言われていましたが、
現在の車事情では考え方が大きく変わっています。
今回は、暖機運転は必要か?

エンジンが冷えた状態でアクセルを踏んでもいいのか?
結論から言うと、現在のガソリン車・ハイブリッド車は長時間の暖機運転は基本的に不要です。
その理由は以下の通りです。
電子制御燃料噴射(EFI)により、冷間時でも最適な燃料噴射が行われる。
エンジンオイルの性能向上(低温流動性が高い)
アイドリング状態より、走行した方がエンジンは早く適正温度になる。
つまり、エンジンをかけてじっと待つよりも、穏やかに走り出す方が合理的なのです。
ここはとても重要なポイントです。

でも、注意が必要になります。
「いきなり強く踏み込むのはNG」
「優しく踏むならOK」 です。
エンジンが冷えている状態では、
エンジン内部の金属部品がまだ膨張していない。
オイルが完全に行き渡っていない。
摩擦抵抗が大きい。
この状態で急加速や高回転まで回すと、
エンジン内部に余計な負担をかけてしまいます。
☆冬の正しいスタート手順(おすすめ)
冬におすすめのエンジン始動〜走行の流れはこちらです。
① エンジン始動後、10〜30秒待つ
この間にオイルがエンジン内部に行き渡ります。
エンジン回転メーターが落ち着くのを目安にしましょう。
② 発進後は回転数を抑える
「急発進しない」
「アクセルはじわっと」

「エンジン回転数は2,000rpm前後までを意識」
③ 水温が上がるまでは無理をしない
水温計が動き出す、または暖房が効き始めたらエンジンが温まってきたサインです。
☆ディーゼル車・ターボ車は特に注意
・ディーゼル車
・ターボエンジン搭載車
これらは特に冷間時の負荷に弱いため、
「急加速」
「高回転」
坂道でのベタ踏みは、エンジンが温まるまで避けるのがベターです。
☆逆に、暖機運転をやりすぎるデメリット
意外ですが、暖機運転のしすぎは逆効果になることもあります。
「燃費が悪化」
「エンジン内部にカーボンが溜まりやすい」
「排気ガスが増える」
「近隣トラブル」(騒音・臭い)
特に住宅街では、長時間アイドリングは控えたいところです。
☆冬のエンジン始動 まとめ
「長時間の暖機運転は不要」
「エンジン始動後は10〜30秒待てばOK」
「冷えている状態での急加速・ベタ踏みは避ける」
「ゆっくり走りながら暖める」が最もエンジンに優しいことになります。
冬のエンジンは「待つ」より「労わりながら走る」が正解です。
それでは、また次回です。