遂に、運転免許証がマイナンバーカードに変わってしまう??
早くも、新年を迎えてもう、11日も経ってしまいました。
遅ればせながら今年も1年、どうぞ宜しくお願い致します。
みなさん、お正月はどの様にお過ごしでしたでしょうか?
因みに、私は毎年の様に、食べ過ぎで少々胃もたれ状態が継続中でございます。
この3連休は、食欲もおとなしめに、過ごしたいと思います・・・・・。
そして、2025年今年も、みなさんに、より良い情報をお届け出来るように頑張って参ります。
ところで、皆さんお持ちの運転免許証が、「マイナンバーカード」に移行される準備が始まります。
「えっつ? 健康保険証もまだ、マイナンバーカードで利用していなのに!」
そう思った、皆さんも多いかと思います。
大丈夫です。
今年の3月から、希望者を対象に段階的に現在の運転免許証から、マイナンバーカードに移行予定です。
「そうすると、今の運転免許証はどうなる??」
これもまた、当面の間は今迄どおり使用できます。
更には、「2枚持ち」も出来てしまうという事も判明しています。
「2枚持ち????」
「ややこしい!!」(泣)
「では、マイナ免許証に変えると、何かメリットはあるの??」
あるんです。
☆免許証更新時の手数料が安くなる。
☆更新時にゴールド免許の場合は、各市区町村の更新センターに出向かなくても、自宅でオンライン
講習を受けられ手間が省けるなどです。
まとめてみますと・・・・
マイナ免許証は文字通りマイナンバーカードに運転免許証の機能を持たせるものです。
内蔵されたICチップに免許情報や顔写真など、現行の運転免許証に記載されている情報が記録される
予定です。
一方、「マイナ保険証」は従来の健康保険証の新規発行がされなくなりましたが、「マイナ免許証」は直ちに
現行の運転免許証が廃止されるわけではありません。
当面は以下のいずれかを選択できます。
①引き続き現行の運転免許証を保有する
②マイナ免許証へ切り替える 。
③現行の運転免許証とマイナ免許証を併用する
ではでは、マイナ免許証に切り替えると現行の運転免許証にはない”メリット”を受けられるのでしょうか?
現在は氏名や本籍、住所が変わると、速やかに運転免許試験場や警察署で記載事項変更手続きを
しなければなりません。 住所変更の場合は自治体への転出や転入などの手続きも行う必要があります。
受付時間は「平日の昼間」が多く、仕事などで忙しいと「窓口が開いている時間に行けない」ことも
あるでしょう。
その点、マイナ免許証になると自治体のみで手続きする形となり手間が省けるメリットがあります。
運転免許証は取得後も定期的に更新を行う必要がありますが、各種手数料の見直しによって
「マイナ免許証を持っていれば少し安くなる」予定です。
例えば、改正後は現行の運転免許証を更新すると2850円かかりますが、
マイナ免許証の場合は2100円となります。
更新時に受ける講習も、優良運転者と一般運転者はオンラインでも受講可能となります。
つまりゴールド免許を保有していれば運転免許試験場や警察署へ行く必要がなくなるため、
お住まいの場所によっては大きな恩恵を受けられるかもしれません。
ただ、注意点としては、現行の運転免許証には氏名や住所、免許の種別だけでなく有効期限も
記載されているのですぐに確認できます。
ところが、マイナ免許証には運転免許証機能の有効期限は記載されません。(これは、致命傷!)
そうすると、マイナンナバーカード自体の有効期限を運転免許証の期限と思い込んでしまい、
いつのまにか失効して「無意識に無免許運転をしてしまう」リスクも上がるかもしれません。
また紛失するとマイナカードの再発行が必要となり、その間は自動車を運転できなくなる可能性があります。
通常の再発行は1~2ヶ月、2024年12月から始まった特急発行・交付制度を利用すれば約1週間で
再発行が可能ですが、日常的に自動車を運転する人にとってはデメリットとなり得ます。
その点、現行の運転免許証は免許試験場に行けば基本的に即日発行してもらえるので、免許証がないことで
運転できなくなるリスクを軽減できます。
2025年3月に開始予定の「マイナ免許証」はメリットがあるものの、注意すべき点について多々あります。
各種手数料負担を減らして手続きを効率化でき、優良運転者と一般運転者は更新時の講習を
オンラインで受けられる点はうれしいですが、有効期限が分かりにくいなどのデメリットもあります。
というわけで、2025年3月からの「マイナ免許証」導入に関しての結論は、
当然のことですが「静観」ですね。
それでは、また次回です。