あの、大手ドラレコメーカーの一部機種で不具合連発!!なんかある?
つい先日の事ですが、弊社で販売させて頂いた中古車に取付させて頂いた「ドラレコ」の不具合で
2週連続でこんなお問い合わせを頂きました。
「あの~ドラレコの画面にエラー画面が出てるんですけど・・・・
これってちゃんと写ってますかあ?」
私「えっ? なんかモニターにエラー表示されてますか?」
お客様「えっと、なんか、リアカメラの接続を確認してください・・・・みたいな!」
偶然にも、お二人のお客様のお車に付いている、ドラレコの機種モデルは同じでした。
これですね。

そうです、少し前までテレビのCMで流れていた「コムテック」の前後カメラモデル”ZDR016″です。
そして、エラー表示がこちら。

この、コムテック社の”ZDR016″前後カメラタイプのドラレコに関して、おさらいしておくと・・・・
☆前後フルHD 200万画素 & HDR前方カメラは白とび・黒つぶれを低減するHDR搭載で、
逆光やトンネル内でも鮮明録画
リアもフルHD + 広角レンズ(約145°)なので全方向を高画質でカバー超コンパクト設計フロント:
75.4 × 53.3 × 31.4 mm・117 g、リア:35 × 30 × 27.3 mm・28 g と小型軽量設計
前モデル(ZDR‑015)から液晶が2.8″→2.0″に縮小し、視界の妨げを抑制 安全運転支援機能「後続車接近
お知らせ」機能:後方から来る車にブザーで警告し、録画も可能先行車発進/前方信号/急加速・減速・
急ハンドル検知/車速アラームなど5種の支援機能を搭載 ・
「駐車・タイムラプス録画オプションの直結ケーブル(HDROP‑14)使用でエンジンOFF後も最大12時間録画(衝撃録画含む)
衝撃検知検出時にだけ録画する「衝撃クイック録画」で省エネを実現 。
通常録画とは別に、長時間の映像を短く再生する「タイムラプス録画」搭載(設定により最大70時間記録可能)
これだけで「なんて優秀なドラレコ!」 って感じですよね。
実は、弊社でもお客様からのドラレコ取付の依頼を頂いた際には、迷わずこの”ZDR016”を
チョイスしています。
なら、なぜ不具合が出たの?って・・・・・
おそらく、理由はこれです。
「断線です」 「いやいや、見た目は異常が出る前と何ら変わりはないんだけど・・・・」
ドライブレコーダーのケーブルが断線する主な原因は、ケーブルの屈曲や引っ張り、振動、高温、経年劣化
接続不良などです。特に、リアカメラのケーブルは、車の開閉部分を通るため、屈曲による負荷がかかりやす
く、断線しやすい傾向があります。
ドアの開閉やトランクの開閉時にケーブルが繰り返し曲げられることで、ケーブル内部の導線が断線すること
があります.
引っ張り:ケーブルを強く引っ張ったり、何かに引っ掛けてしまうと、ケーブルが断線したり、コネクタ部分が
破損したりする可能性があります.
振動:車の走行中の振動は、ケーブルに微細なダメージを与え、徐々に断線に至ることがあります.
高温:車内は高温になりやすく、特に夏場はドライブレコーダーやケーブルが高温にさらされることで、劣化が
早まり断線しやすくなります.
経年劣化:ケーブルは使用とともに劣化するため、時間の経過とともに断線しやすくなります.
接続不良:コネクタ部分の接触不良や、ケーブルの接続が緩んでいると、断線や映像の乱れ、電源供給の不安定
などの原因になります.
配線の取り回し:配線が無理な状態で固定されていたり、他の部品と干渉している場合、断線しやすくなります.
コネクタの不具合:コネクタの形状が合わない、変形している、爪が折れているなどの不具合があると、
接触不良や断線を引き起こす可能性があります.
対策:ケーブルの取り回し:ケーブルを無理に引っ張ったり、ドアやトランクの開閉時に干渉しないように、
適切な取り回しを心がけましょう.
ケーブルの保護:ケーブルに保護チューブを巻くなどして、外部からの衝撃や摩擦から保護しましょう.
高温対策:サンシェードを使用したり、駐車時に車内温度が上がりすぎないように工夫しましょう。
結論です。
ちょっと、難しいかもしれませんが、バックドアの開閉を丁寧に平たく言うと
「やんわり~と」 閉めて下さい。

そして、この暑さのせいもあるかもしれませんが「車内の高温対策」

そして、ドラレコも家電消耗品の一つです。
経年劣化も考えられます。
今回、ドラレコで不具合のお問い合わせを頂いたお客様の内のお一人は、
新しい商品に交換させて頂きました。
ちなみに、ZDR017モデルです。(ZDR016後継品)
それでは、また次回です。