5000km毎の、エンジンオイル交換はもう古い!? 高いオイルは必要?
みなさん、こんにちは。
ここ、2週間くらいで一気に秋の気配が深まってきましたね。
6月くらいからずっと、半袖のカッターシャツで仕事をしていましたが、さすがに今日は長袖のシャツに
しました。 きっと、今年の秋も季節感を感じることなく過ぎ去っていくんでしょうかね?
みなさま、ご自愛ください。
さてさて、今回は「マイポス」の記事でもよく取り上げている”エンジンオイル交換”についてです。
「もう、いいよお~エンジンオイルの話は・・・・」
「まあまあ、そうおっしゃらずに話だけでも聞いて行ってくださいなあ・・・・」
エンジンオイルは電気自動車(EV)以外の車は定期的に交換しなくてはいけません。
では、エンジンオイル交換どこでしていますか?
「ディーラー」 「自動車パーツ量販店(Aバックスや黄色の帽子のお店など)」 「ガソリンスタンド」
などで、エンジンオイル交換の作業をしてくれますよね。
お店で、作業が終わると運転席を開けた部分に「オイル交換ステッカー」が貼られていることが
多いはずです。
このステッカーは、エンジンオイル交換を実施した日付と次回のオイル交換走行距離の
目安が記入されています。
一般的には、作業した時点の走行距離に5000kmを足したくらいです。
もし、走行距離1万kmでオイル交換をした場合は、今度1万5000kmが次のオイル交換時期ですよといった
意味合いになります。
では、次回のオイル交換の時期を超えてしまうと、車に何か悪影響があるか?
「なにも、ありません」
「じゃあ、なんで5000kmごとにオイル交換すんのよお??」
「お店がオイルを売りたいから・・・・」
「それ、言っちゃう??」
いつからか、エンジンオイルの交換目安を「5000km走行、または半年ごと」と覚えている人もいるはずです。
実際に現在でもこのサイクルでオイル交換を行っている人は多いと思います。
私もそのうちの1人です・・・・
しかし、現在の事情は少々変化していて、オイル交換のサイクルが延びているのが現状です。
まずはエンジン製造精度の進化です。 かつてのエンジンは各部品のはめ合いなどが甘く、オイルによる
確実な潤滑が必要でした。
しかし、近年のエンジン製造技術は大きく進歩していて、部品がスムーズに動くことから以前よりもオイルの
消費量が減り、不純物の混入も少なくなっています。
そしてオイル自体が進化しているのもあります。
以前のオイルは容器のフタを開けてオイルタンクに注いだ瞬間から酸化(劣化)が始まり、それゆえに
早めの交換を実施していました。
しかし、現在のオイルは酸化しにくく、油膜切れも起こしにくくなっている。これも交換サイクルの延長に
起因しています。
つまり、「5000km、または半年」の交換目安は過去のものとなっているのです。
実際に弊社のお客様でも、前回オイル交換後に1万km以上そのまま乗り続けている方もいます。
でも、車は異常なしです。
エンジンの調子を出来るだけいい状態で乗り続けるために交換する「エンジンオイル」
もう、「半年または、5000km毎の交換」の不要になったかもしれません。
でも、せめて”1万km”走行までにはオイル交換したほうが無難かもしれません。
車が新しいうちは、良いかもしれませんが積算の走行距離が10万キロを超える頃になると
エンジン内部にも汚れが蓄積していきます。
どうしても、車が新しいうちはメンテナンスに時間とお金を掛けますが、年数が過ぎ
走行距離も10万kmを超えると何かと、億劫になるものです。
でも、私は走行10万kmを超えたくらいから、よりいっそう車を大事に取り扱いしたいと思っています。
なので、長くても”7000km~8000km”くらいまでにはオイル交換したいですね。
特に値段の高いオイルを使う必要はありません。
ディーラーで1リットルが3000円なんて商品もあります。
きっと、性能や耐久性が抜群にいいのでしょう。
お金が、いっぱいある方はそれを選んでもいいと思います。
最近は、安いオイルでも十分な耐久性があると思いますので要は「交換サイクル」がポイントです。
忘れっぱなしは×
繰り返しになりますが、愛車の為にも、走行1万km以内に1回は「オイル交換」した方がよさそうですね。
それでは、また次回です。