タイヤのヒビ割れって、どの程度まで大丈夫なの?
以前にもお話したことがあるタイヤに関してですが、今回はタイヤのヒビ割れについてです。
みなさんは、ご自分の車のタイヤチェック(見るだけでも)は時々でもしますか?
そろそろ、タイヤの溝が少なくなってきたなあ~とか、サイド部分に亀裂ヒビが入ってきたなあ~
という具合に日常点検はけっこう大切だと思います。
タイヤの交換時期の目安=タイヤの溝が無くなってきた。
これは、正解です。
では、亀裂ヒビを見つけたらどうしますか?
ん~~~。
亀裂の大きさによるかなあ・・・・・
これもまた正解です。
では、亀裂ヒビの大きさはどこまでなら大丈夫なの?って話になりますよね。
タイヤの側面サイド部分の亀裂に関してはまず、見た目「魚のウロコ」の様な模様なら
まだ、大丈夫です。
次に、けっこうクッキリしたヒビ割れが線になって走っている。
これもまだ「セーフ」といえるかも知れません。
ポイントは手の指の爪が亀裂部に入ってしまうようでしたら、迷わずタイヤ交換するべきです。
亀裂は徐々に広がってきます。
ましてや、高速道路などスピードを出す場所で万が一「バースト」破裂してしまうと
大事故に繋がる恐れもあります。
あと、結構見逃しがちなのが・・・・
”タイヤ溝の中” です。
安全な場所に車を止めてから、前のタイヤをいっぱいに切って見るとかなり見やすいと思います。
逆に後ろタイヤに関しては、ちょっと顔を覗き込んで見ないと確認しずらいかもしれません。
このタイヤ溝は経年でのヒビ割れ原因がほとんどです。
溝の中のひび割れを見つけたら、出来るだけ早くタイヤ交換した方がいいです。
なぜなら、溝の中に出来た亀裂は思った以上に進行が速いのです。
これも、放置してしまうと走行中のバーストに繋がってしまいます。
これから、季節が春から夏に向かって気温が上昇するに連れて
路面温度も高くなり、タイヤへの負担が大きくなってきます。
この機会に1度、タイヤの亀裂チェックをしてみてはいかがでしょうか?
あと、「あまり車に乗らない・・・・・」 「止めっぱなし」という車も実は
タイヤのひび割れの進行が速いのです。
太陽の紫外線に当たっりっぱなしとかの原因もありますが、実はタイヤの中には
「劣化防止剤」というものが入っていて、車に乗ってタイヤが回転すると
タイヤの隅々まで、この劣化防止剤が行き届くという仕組みがあります。
「へえ~~」って感じですよね。
是非、ご参考に。